メール受信方式の「POP」と「IMAP」の違いについて
POPとIMAPはどちらもメールを受信する時に使用する通信プロトコルです。メールソフトにメールアドレスを設定する際、POPまたはIMAPからご選択いただきますが、それぞれの違いは下記となります。
POP(ポップ)
POP(Post Office Protocol)はサーバーに届いたメールをメールソフトに受信して確認する方法です。通常、メールを受信後はサーバー上のメールボックスは空になりますが、メールソフトで「サーバーにメッセージのコピーを残す」設定にすることでメールのコピーをサーバーに残すことができます。
IMAP(アイマップ)
IMAP(Internet Message Access Protocol)はサーバーに届いたメールをメールソフトに受信せず、メールソフトから直接サーバーに届いたメールを確認する方法です。メールを削除しない限りメールがどんどんサーバーに蓄積されますので定期的に不要なメールを削除する必要があります。
POPとIMAPの確認方法
ご利用のメールソフトでPOPまたはIMAPのどちらで設定されているかをご確認いただくことができます。
Outlook2016(Office365版)の場合
・「ファイル」→「アカウント設定」から確認ができます。
画像をクリックして拡大
Thunderbirdの場合
・「ツール」→「アカウント設定」→「サーバー設定」から確認ができます。
画像をクリックして拡大